こんにちは。Web事業部の山田です。
今日は少しホームページについてお話します。
日本で最初にホームページが発信されたのは1992年9月30日だそうです(意外と最近です)。当時は、まだ<HTML>や<BODY>といったタグはなく、とてもシンプルでした。
ホームページが普及しはじめたのは1994年前後で、一部の大企業、IT企業を中心に広がっていったようです。
よく、ホームページの話になると出てくるのが”HTML”。
HTMLとは、ホームページを構成するプログラムのようなもので、<HTML></HTML>といった具合に「タグ」と呼ばれる要素で囲って記述します。HTMLで記述する事によって、家庭や会社のパソコンへホームページを表示する事が出来るのです。パソコンへ表示するためには、一般的に「Internet Explorer」、「Mozilla Firefox」などのブラウザというパソコンのソフトを利用します。
ただ、このHTMLはHTMLだけでは動画を絵を動かしたり、メールを送ったり、会員登録したりすることはできません。あくまでも画像や文字だけを表示するだけのものです。
パソコンに投影されている”本”のようなもので、単純にページをめくって行き、文章を読んだり絵を楽しんだりするだけのものです。
しかしながら、今世の中にあるホームページは、絵が動いたりお問合わせメールを送ったり、会員登録をしたり、買い物ができたり・・・”本”ではできなかったことがたくさんできます。
では一体どうやってこれを実現しているのか。
HTMLだけでは実現することができないので、他のプログラムの力を借りることにしたのです。 HTMLが持っていない力を持ったプログラムをHTMLと合体させることによって”本”以上の表現力を手に入れたわけです。
この、「他のプログラム」というのが「Flash」、「JavaScript(Ajax)」や「VBScript」などのスクリプト言語、「PHP」や「Perl」などのサーバーサイド言語などのことを言います。一つくらいはどこかで聞いたことがあるかもしれません。
これらは、HTMLへ新しい機能を追加するために合体しているプログラムなのです。
そう、普段皆さんが何気なく利用しているホームページはこれらのプログラムが複雑に絡み合って形成されているのです。
見た目ではわかりませんが、それなりに有名なホームページなら様々な部分でプログラムが動いています。
さらにホームページによく求められる要素として、「カッコイイデザインやキレイなデザイン」があります。プログラムが勝手にデザインを生成してくれるなんてことはあり得ないので、別途作成する必要があります。
ホームページで見る、カッコイイデザインやキレイなデザインは、全て誰かが一つ一つ描き込んだものに他ならないのです。
Flashなどの動画になると考え方が3次元になり、画像+動きが加わってきます。
ここまでくると、制作過程がどれだけ苛酷なのかがお分かりいただけるかと思います。
デザインは、何かを適当に並べて手軽にパっとできるものではないので、それなりにキレイなものを作りたいのであれば、それなりの「知識」と「デザインを行うソフト(Photoshop、Illustrator、Fireworks)の操作方法を知っていること」が必要になるわけです。
よく「ホームページは簡単に作れる」といった言葉を聞く事があるかと思いますが、これは冒頭でお話した”本”であるHTMLのことを指しているのだと思います。
簡単にできそうだと想像するホームページは、実は「他のプログラム」や「デザイン」を組み合わせて作る成果物であり、やはり簡単に作ることなどかなわないからです。
さらにホームページは、より複雑な処理を可能なように、より検索エンジンと連携できるように、新しいものを表示できるように日々進化し続けています。
もはやプログラムは、昔のようにどこかの研究所で閉鎖的に開発されるものではなく、その構造を広くオープンにすることにより、誰でも開発に参加する事が出来るようになりました。皆の意見を取り入れ、皆で進化させることができる。
これが良く言われる”オープンソース”という考え方なのです。
すこし話が飛びました。
とどのつまり、ホームページという物体は、思った以上に複雑な処理をしていて、思った以上にたくさんの技術や知識の複合成果物であるということです。
もしも機会がありましたら、そんな面白い「ホームページの裏側」を見てみて下さい。