暑中見舞申し上げます。
お盆休み、夏休みなどで行楽や観光へお出かけされる方も多いと思います。
夏と言えば、海や川、そして涼しい山などがあります。
特に山は、気軽に体を動かせたり、東京近辺にも気軽に上れる山がたくさんあり、山登りがちょっとしたブームになっていると言います。
しかし、その”気軽に”が思わぬ事故を引き起こしたりします。
どんなに注意しても、どんなにベテランでも起こってしまう時は起こるのですが、それなりの心構えが大切です。
そんな山の事故の中に”熊に襲われる”というものがあります。
たびたびニュースで聞いたりもします。
日本には北海道に生息するヒグマと、本州から南に生息するツキノワグマの2種類が存在します。
ヒグマは、オスの成獣で体長2.5~3.0m、体重250-500kg。メスは体長180~250cmで体重100-300kg。雑食だが肉食の傾向が強い。
(参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%B0%E3%83%9E)
ツキノワグマは、体長約110~150cm。体重約40~150kg。雑食で草食の傾向。
(参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%82%AD%E3%83%8E%E3%83%AF%E3%82%B0%E3%83%9E)
特にヒグマが攻撃性が強いと言われていますが、草食傾向の強いツキノワグマも小さいとはいえ襲われたらひとたまりもありあません。
TVや雑誌、インターネットでは色々と言われていますが、「実際のところどうすれば回避できる」のかを調べてみました。
まず、よく聞く下記は間違いだらけだそうです。
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- 死んだまねをすれば大丈夫
- 死んだふりをすると襲われるようです。もし動けないときは寝ているより座っている方がまだマシだそうです。
- 鈴をつけたり大声を出せば熊は寄り付かない
- それでも遭遇するケースはあるようです。
- 熊を見たらすぐ逃げる
- 熊に認知されている場合、背を向けるのは絶対厳禁です。
熊は好奇心や反射的に逃げるものを追いかけるので、危険が増します。
熊の走る速度は100mを7秒。逃げ切れる可能性はまずありません。 - 人間を見れば熊のほうから逃げる
- ある意味正しいようですが、対処を間違うと襲ってきます。
前提で言った通り、相手は野生。その通りに行かない事もあります。 - 熊は臭覚と聴覚が発達しているので、熊の方が人間より早く気付いてくれる。
- 気付いていて襲ってくるケースもあるようです。
- 木に登ることは熊が登ってくるので危険
- 調べた限りではケースバイケースですが、これで逃げ切れる可能性もあるようです。
襲ってきた理由によりますが、威嚇の場合は木を登ってまで追いかけてこない場合もあるようです。 - 火をつければ熊は逃げる
- ほとんど意味はないらしいです。
- 熊よけスプレーを持っていれば恐いものなし
- 熊よけスプレーが有効な範囲は、熊のリーチの範囲でもあります。
接近された場合の最後の手段です。また、風下の場合ほとんど意味が無いようです。
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→熊を知る
- 熊の行動時間帯
- 一般的に熊が活発に行動するのは、早朝、夕方と言われています。
この時間帯に「熊出没注意」の看板のある地域での行動は控えた方がいいとのことです。
- じゃあ熊と遭遇したらどうする?
- ある程度の距離で熊を発見した場合は、あわてないことです。
あわてて走って逃げるのは絶対厳禁です。
熊と距離をとって目を合わせます。
そして腹の底から「ウォー」と叫びます。たいがいは熊のほうから、去っていってくれるそうです。
更に熊が接近してきた場合や、至近距離で遭遇してしまった場合などは、とにかく熊を刺激しない。
ゆっくり近づいてくるようでしたら、目を合わせたままゆっくりと後退します。
持ち物を小出しにしながら捨てて、熊の気をそらすことも有効だそうです。
○絶対やってはならないこと
- 熊に向かってカメラやビデオのレンズを向けない。
- フラッシュをたかない
- 会っても騒がない(子連れのケースでは親グマの神経を逆なでする)
- 背中をむけたり、逃げないこと(これをした人がターゲットになります)
- 単独行動は極力避ける
- それでも熊に襲われてしまったら
- とにかく抵抗します。まさに死にものぐるいで。
武器や熊よけスプレーが無ければ木の枝を振り回す、ベルトを振り回す、体全体を踊りのように動かす、とにかく何もしないより抵抗することです。最後まであきらめないようにしましょう。
傘を持っていれば、パッと開いたら逃げていった例などもあるそうなので効果があるかもしれません。
- 攻撃が始まってしまったら
- もはや抗うことはできません。
熊の攻撃は1分以内といわれてますので、これを耐えます。
そこで最も重要なのは急所を守ることです。
万が一倒された場合などは急所の防御です。
熊による攻撃で致命傷となっているのは、後頭部から頚部に集中しているということです。
ですから、体を団子虫のように丸め、両手を首の後ろで組んで後頭部から頚部、腹部を守ります。
- 熊対策・心構え
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- ナタを携帯する(武器として実用的な物であること)
- 熊よけスプレー携帯する(接近戦でしか効果はないそうですが・・・無いよりはマシ)
- 音の出る物(ラジオや鈴など)で、常時音を立てて歩くと、辺りの音の異常が感知し難いので、要注意である。それよりも、時々声を出すか、笛を吹いた方がよいらしいです。
- 辺りを充分注視しながら進む。見通せる範囲はもとより、その先の死角部分では、特に歩調をゆっくり遅めて、注視すること。
- なんで熊は人を襲うのか
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- 食べるため(月輪熊は稀)
- この場合は人を執拗に攻撃し、倒した人間をその場で喰うこともあるが、多くは己の安心できる藪の中や窪地や小さな沢地などに人を引きずり込む。
- 戯れ苛立ちから襲う
- 襲う熊は2,3歳の若熊に限られている。この場合は頭を下げ、毛を逆立て半ば白目を出して上目ずかいに人を睨みながらにじり寄り、「ファ!、ファ!」と威嚇しながらちょくかいを掛けてくる。
- 人をその場所から排除するために襲う
- 不意に人と出会ったときの不快感から興奮しての先制攻撃(人から反撃されて、熊が直ぐに人から離れ逃げ去る場合はこれである)や、子連れの母熊が子を守るための先制攻撃がある。この種の事故を予防するには、鈴や笛を鳴らして歩くと良い。また人が持参している食物や作物家畜などを奪う目的、あるいはすでに確保した物や場所を保持し続けるのに邪魔な人間を排除するために襲う場合もある。それには越冬穴の存在に人が気ずかず穴に近ずいたために、穴から熊が飛び出し襲ってきたという話も。
○時季により襲い方がちがう
人に対する熊の襲い方は時季により2つに分けられる。- 2月中旬以降の冬籠もり末期と冬籠もり明け直後は、立ち上がる体力がなく這ったまま主に歯で攻撃し易い部位をもっぱら囓る。これ以外の時季は立ち上がって手の爪で攻撃することが多い。
- 秋の山菜採りの時季、この時期の熊も人を襲う場合は、立ち上がって手の爪(手足とも指は5本)で攻撃してくる。熊の手爪は「熊手」の原型となったほど頑健で、手爪は鉤型で長さは6~10cmもある。
参考:クマ対策(あくまでツキノワグマ)
参考:熊との遭遇

ツキノワグマ




















